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乳児とボツリヌス菌について。

2017年4月10日

ボツリヌス菌による食中毒で死亡した事故がニュースで取り上げられました。

生後5か月の赤ちゃんに 毎日平均2回、ジュースに蜂蜜を混ぜて飲ませていたという。

ボツリヌス菌といえば 最近ではボトックス注射を連想する方もいらっしゃると思いますが

 東京都によると、ボツリヌス菌は海や川の泥砂などに存在し、市販の蜂蜜にも5%程度の割合で含まれるそう。

ただし 腸内の細菌が十分にあれば摂取しても菌は発芽せず毒素を出すことも少ない。

しかし、1歳未満では腸内の細菌が少ないため発芽して毒素を出しやすいということです。

事実

乳児のボツリヌス症の大半は蜂蜜が原因

ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、加熱調理してもなかなか死滅させることができません。

厚生労働省も、「はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満1歳まで使わない」と発表しているなか

大手料理レシピサイトでも

離乳食に多数蜂蜜が紹介されていて

話題騒然となっています

腸内環境が整って抵抗力がつく

1歳過ぎくらいには

はちみつを食べられるようになります

※ コアラの赤ちゃんも たの動物が食べると死んでしまうと言われるユーカリの葉を食べれるのは腸内細菌のお陰 という以前にかいた記事に似ていますので

こちらも合わせて

見てくださいねhttp://ameblo.jp/salon-cap/entry-12252229643.html?frm=theme

また、赤ちゃんにおっぱいをあげているママだと

「自分がはちみつを食べると、母乳を通して赤ちゃんが乳児ボツリヌス症になるのでは?」

と思うかもしれませんが、菌が母乳への移行することはほぼないので

授乳中でもはちみつを食べることはできます。

 

ただし、はちみつを食べる際は、赤ちゃんが間違えて口にしないように、

赤ちゃんの手が届かないところに気を付けてくださいね

 

子育て中のママへ

 

 



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